二重矢板式係船岸
システム概要
- 本システムは、港湾基準・漁港基準に準拠し、矢板・タイ材・腹起こし材、壁体の中詰抵抗、滑動の検討を行います。
- 漁港基準の場合には、津波引き波時の検討が可能です。
- 複数の鋼矢板・鋼管矢板でトライアル計算を行い、断面を決定します。
- タイ材・腹起こし材も同様にトライアル計算を行い、断面を決定します。
- 計算結果は報告書形式で印刷されますのでそのまま報告書として利用できます。
- Windows対応ですから、初心者でも操作が簡単にマスターできます。インストールやアンインストールも容易に行えます。
システムの機能
■入力、計算機能
- 許容応力度法・平成11年港湾基準・部分係数法(H30港湾基準)に対応しております。
- 矢板の計算はフリーアースサポート法、たわみ曲線法、ロウの方法、セルの計算法・大堀らの方法が選択できます。
- プログラム内部に鋼矢板データを保有しており、矢板断面が自動選択/任意選択 ができます。
- 鋼矢板の場合は、U形・Z形・ハット形などのグループ選択も可能です。U形の場合はさらに改良型、一般型、広幅型を選択できます。
- 漁港基準によるフリーアースサポート法の場合、仮想支点は設計海底面・仮想海底面の選択が可能です。
- 土質定数を海側・中詰・陸側での土層毎の入力ができます。
- 現況の腐食しろ、腐食速度と耐用年数から腐食後の矢板の断面性能を自動計算します。
- プログラム内部にタイ材・腹起こし材を保持しており、任意選択ができます。
- セルの計算法では、矢板天端位置の水平変位量を計算することができます。
- セルの計算法では、海側の土層で、地盤反力係数(Kh)を指定した計算方法により自動計算します。また直接入力も可能です。
- 中詰土のせん断抵抗及び壁体の滑動の検討を行います。
■帳票印刷の主な機能
- 印刷イメージを画面表示します。
- 印刷内容の編集が可能です。
- 一括印刷、章別印刷、指定ページの印刷が可能です。
- 用紙サイズや印刷フォントは、お好みのものを自由に選択できます。
※A4縦、12Pフォントで最適になるように設定されています。
入力・表示画面例
帳票印刷例