低水流量観測支援システムは、スマートデバイスとクラウドサービスを活用した低水時の水位・流量観測を支援するWebサービスです。
スマートデバイスを使った観測により作業効率化・スピードアップ・精度向上など様々なメリットが見込まれます。
また、観測データをクラウド上で管理する事により、外業と内業のデータ移行をシームレスに連携する事ができます。
システム概要
【外業について】
- 観測システムはタブレット端末を利用したWebアプリケーションです。
- これまで野帳に記入していた観測値をタブレット端末に入力する事により、各種計算作業を自動化します。
- 測線距離、水深を入力する事により、1点法/2点法を自動判別し流速計の器深をナビゲートします。
- 複数の流速計を選択でき、音数と時間から流速を自動計算します。直読式の流速計にも対応します。
- 観測員名簿、気象情報、観測開始・終了時の水位を入力します。水位は量水標とテレメータ以外に3つ登録できます。
- 観測終了後は流量と誤差率を瞬時に計算します。5%の精度をチェックし、観測終了または再測を行います。
【内業について】
- 帳票作成システムはPC端末を利用したデスクトップアプリケーションです。
- クラウド上で管理する観測データにアクセスし、ワンタッチで水研様式の帳票をExcel形式で作成します。
- 帳票の種類は水研様式-観測野帳の表紙[2の1の1]、計算書[2の1の2]となります。
- 流量計算書には流量流速グラフと河床断面グラフが付属します。
【契約について】
- 本システムはレンタル専用(税別\180,000/年)となっております。
- 本システムは年度単位での契約となります。年度途中の契約についてはお問い合わせ下さい。
- ただ今、3ヶ月間無償でお使い頂けるモニターキャンペーン実施中です。お申込みはこちら→ 試用申込書【PDF】
観測画面イメージ
帳票出力イメージ
システム要件
- インターネット接続可能なタブレット端末。※通信圏外では動作いたしません。
- 端末サイズ:7インチ程度を推奨
- 解像度:1280×800(WXGA)以上
- ネットワーク:3G:WCDMA以上、またはWi-Fi接続