L1地震動補正(常時微動観測に基づく評価)
システム概要
- 本システムは港湾基準に準拠し、常時微動観測に基づく評価により得られたH/Vスペクトルを用いて、参照地点のサイト増幅特性・地震波形を対象地点のサイト増幅特性・地震波形に補正を行います。
- 計算結果はExcel形式で出力されます。
- Windows対応ですから、初心者でも操作が簡単にマスターできます。インストールやアンインストールも容易に行えます。
システムの機能
■入力、計算機能
- 平成30年港湾基準に準拠しております。
- 工学的基盤でのサイト増幅特性を、伝達 関数を用いて、地表面のサイト増幅特性への補正が可能です。
- 弊社港湾設計業務シリーズである『照査用震度算出』から算出される伝達関数データをインポートします。
- 参照地点のサイト増幅特性を、参照地点・対象地点のH/Vスペクトルを用いて、対象地点のサイト増幅特性へ、竹Ver1補正または竹Ver3補正が可能です。
- 竹補正したサイト増幅特性を、伝達関数を用いて工学的基盤のサイト増幅特性への補正が可能です。
- 参照地点のレベル1地震動を、参照地点・対象地点のサイト増幅特性を用いて、対象地点のレベル1地震動への補正が可能です。
■ファイル出力機能
- 各種サイト増幅特性の補正処理結果、及びレベル1地震動の補正処理結果をExcelファイルに出力する事が可能です。
- レベル1地震動の補正結果をテキストファイルに出力する事が可能です。
入力・表示画面例