よくあるご質問(FAQ)
鋼管式・矢板式上部工2
Q. 計算内容


Q&A. 計算内容
  1. 上部工の断面力はどのように計算していますか
  2. 杭設置位置をピンとした連続梁で計算を行います。
    連続梁には等辺分布荷重、集中力、集中モーメントを作用させることができます。
    連続梁に水平力が作用した場合、水平力によって生じた支点部・支間部の断面力を直接入力する事が可能です。
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  3. 更新履歴に「使用性/使用限界−曲げひび割れ幅の検討で、曲げひび割れ幅の限界値の算定で許容ひび割れ幅の係数×100mmの上限を設けました。」とあります。このような修正を何故行ったのでしょうか。
  4. 2002年制定 コンクリート標準示方書(構造性能照査編)では
    P97 使用性 7.4.2 「許容ひび割れ幅」
    この項目では「かぶりcは、100mm以下を標準とする」と記載されています。
    この後にP100 7.4.4曲げひび割れ幅の検討
    この項目にかぶりcがある事から、本システムでは曲げひび割れ幅の計算に「かぶりcは、100mm以下を標準とする」設定を設けていました。

    この後、許容ひび割れ幅に関する記載は
    2007年制定 コンクリート標準示方書(設計編)では
    許容ひび割れ幅の記載は P113 「耐久性に関する照査」に移動

    2012年制定以降の コンクリート標準示方書(設計編)では
    許容ひび割れ幅の記載は 「耐久性に関する照査」より
    「0.5mmを上限とする」として、かぶりを上限とした記述から、許容ひび割れ幅を上限とした記述に変更されています。

    この事から、かぶりの「かぶりcは、100mm以下を標準とする」設定は、使用性−曲げひび割れ幅の検討にはないものとしています。

    ただし、許容ひび割れ幅の上限値は0.5mmと記載されていますが、解説(1)の項目で
    この値は経験的に定めたもので、構造物が置かれる環境条件やひび割れ幅の算定方法と併せて実状に応じて限界値を設定してもよい

    との記載より、
    2012年以前のコンクリート標準示方書での許容ひび割れ幅係数×100mmを許容ひび割れ幅の上限値としています。
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