鋼管式防波堤4
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動作環境(OS)について
Ver2.1.1 → Ver2.1.2
  • 杭自重を考慮して「各断面諸元で応力照査」した場合、応力照査に使用する軸方向力が発生モーメント位置と異なる場合がありましたので修正しました。
  • 後列の杭について、コンクリート被覆かつ前列の杭と異なる杭本数を設定をした場合、杭1本あたりの断面力に換算せずにコンクリート被覆の照査をしていた不具合がありましたので修正しました。
Ver2.1.0 → Ver2.1.1
  • 前列と後列の杭本数が異なる場合、構造物のモーメント図に表示されるモーメントの数値に誤記がありましたので修正しました。(計算結果には影響しません)
  • カーテン版下端と地表面の同じ位置に設定した場合、エラーメッセージを出力するようにしました。
Ver2.0.7 → Ver2.1.0
  • 鋼管杭の諸元の内、杭径、肉厚、材質の3項目を総当たりで連続計算できるように機能を追加しました。
    総当たり計算した場合、各部材形状(上部工幅、カーテン版、杭(埋め込み長、杭長))を杭径の大きさにより自動的に調節しています。
    総当たり計算は入力画面最右端の「総当たり」タブにより設定および計算実行が可能です。

    総当たり計算機能の詳細は操作説明書をご覧ください。
Ver2.0.6 → Ver2.0.7
  • 以下の設計条件で計算した場合、帳票「2-1 波圧の算定」において、カーテン版下端位置の波圧強度が計算値(「(3)波圧強度」のP3値)と波圧強度図で微小な差(小数点2桁以下)が発生している問題を修正しました。

    〇設計条件
     設計構造物:カーテン式防波堤
     計算方法:変位法もしくはフレーム計算
     波圧算定式:合田式
Ver2.0.5 → Ver2.0.6
  • 以下の設計条件で計算した場合、帳票「2-1 波圧の算定」において、「(3)波圧強度」と「(4)波圧合力及びモーメント」のP3の波圧強度に微小な差(小数点2桁以下)が発生している問題を修正しました。

    〇設計条件
     設計構造物:自立鋼管式防波堤
     計算方法:チャンの方式または港研方式
     波圧算定式:合田式
Ver2.0.4 → Ver2.0.5
  • 計算方法が「変位法」または「フレーム計算」で、応力度の照査方法「最大曲げモーメントで照査」を選択した場合、応力度計算時の杭鋼材断面諸元の腐食切り替え機能(腐食前/腐食後の選択)を応力度計算用ではなく断面力計算用を参照していた不具合がありました。

    〇応力度計算時の杭鋼材断面諸元(腐食前/腐食後の選択)の参照
     修正前 参照『「計算条件」タブ−「条件その1」タブ−「変位法・フレーム計算」−「杭鋼材の断面諸元」』
     修正後 参照『「計算条件」タブ−「条件その2」タブ−「杭の応力照査」−「杭鋼材の断面諸元」』
Ver2.0.3 → Ver2.0.4
  • 起動時初期設定について、杭の応力照査を「最大曲げモーメントで照査」から「各断面諸元で照査」に変更しました。
    (変更箇所:「計算条件」タブ-「条件その2」タブ-「杭の応力照査」)
  • 杭の補強補修に関して、以下の変更と機能追加を行いました。
    ・「補強・補修」入力画面のレイアウトを変更しました。
    ・コンクリート被覆で使用するスタッドの諸元を杭毎に設定できるように対応しました。
    ・鉄板被覆で使用するスリットの諸元を杭毎に設定できるように対応しました。
    ・鉄板被覆箇所の応力度算出について、母材(杭)の断面諸元も考慮できるように対応しました。
    ・鉄板被覆について、「帳票-計算結果一覧」で、母材(杭)と鉄板被覆それぞれの応力照査の結果を出力するように変更しました。
Ver2.0.2 → Ver2.0.3
  • 「土質条件」タブの「周面摩擦」項目で、土層最下層に「支持地盤」が設定されていない場合、特定のPC環境で計算可能となる不具合がありましたので修正しました。
Ver2.0.1 → Ver2.0.2
  • フレーム計算を選択した場合において、断面力算定時の断面諸元を常に「腐食後」で計算していた不具合を修正しました。
    (フレーム計算において、「計算条件」タブ-「条件その1」タブ-「杭鋼材の断面諸元」で、「腐食前」を選択しているにも関わらず、「腐食後」の断面諸元で計算していた不具合を修正しました。)
Ver2.0.0 → Ver2.0.1
  • 杭頭の結合計算において、港湾基準(限界状態)の場合、カーテン版重量を「考慮しない」に設定したにも関わらず、カーテン版重量が考慮されてしまう不具合を修正しました。
  • カーテン版重量を「考慮する」「考慮しない」を切り替える機能の表記を変更しました。
    変更前:断面計算/支持力
    変更後:断面力/応力/支持力
Ver1.2.9 → Ver2.0.0
  • 画面のフォームサイズ、フォントサイズを従来より拡大しました。(1.2倍)
  • 検討模式図の拡大/縮小/全体表示のボタン群を画面左下に移動しました。
  • 検討模式図の拡大/縮小をマウススクロールでも操作できるように対応しました。
  • 検討模式図の各土層の諸元を色で区別するように変更しました。
Ver1.2.8 → Ver1.2.9
  • 「補強・補修」画面で鉄板被覆−溶接長の照査で1条当たりの溶接長について「2×スリット長」「2×スリット長+スリット幅」の項目を追加しました。
Ver1.2.7 → Ver1.2.8
  • 「各断面諸元で照査」の設定で計算した結果について、一部のケースで継手真上の鋼材の応力照査を継手真下の鋼材の耐力で計算する不具合がありましたので修正しました。
  • コンクリート被覆検討時の杭応力照査について、「帳票-杭応力度の算定」ではコンクリート被覆していない範囲の結果を出力しておりますが、「帳票-計算結果一覧」はコンクリート被覆した範囲を含めた結果を出力する不具合がありましたので修正しました。
  • 「補強・補修」設定画面の現状の腐食について、「腐食しろ」から「腐食量」の表記に修正しました。
  • 商品概説書について、突出部および地中部の軸方向力バネ定数の計算式に一部誤りがありましたので修正しました。なお、計算には影響ありません。

    商品概説書の正誤表
    軸方向バネ定数

Ver1.2.6 → Ver1.2.7
  • 杭の鉄板被覆において、一部のケースで断面係数、断面積が0で計算される不具合がありましたので修正しました。
Ver1.2.5 → Ver1.2.6
  • 「杭の軸方向バネ定数の設定」において、「平成8年道路橋示方書による算定」を追加しました。
Ver1.2.4 → Ver1.2.5
  • 鋼管矢板について、地盤反力係数(kh)または横抵抗定数(kc、ks)を3/4で計算する機能を追加しました。
  • 「帳票-杭応力の算定」で、L1地震時の調整係数mの表記に誤りがありましたので修正しました。
Ver1.2.3 → Ver1.2.4
  • 砂質土の支持力の算定式中のN
    N=(N1+N2)/2
    N1:杭先端でのN値
    N2:杭先端より上方へ杭径の4倍の範囲内の平均N値
    のN2の算出方法の仕様変更を行いました。
    Ver1.2.3以前:先端から4Dの範囲内の粘性土層のN値は無視(N=0)とする
    Ver1.2.4以降:先端から4Dの範囲内の粘性土層でN値が入力されていれば入力値のN値を採用する

    ※「N1,N2の算定方法」が「土質条件から計算」で先端から4Dの範囲内に粘性土層があり、かつN値が入力されている場合にのみ影響があります。
Ver1.2.2 → Ver1.2.3
  • Ver1.1.1で実装した【計算条件−条件その1−断面計算-自重】について、「考慮しない」以外を選択した場合の計算を以下のように修正しました。

    ・地震時慣性力の軸直角方向作用力の作用方向がすべての検討ケースで「海⇒陸」となっていた不具合を修正
    ・鋼材(杭、鋼管矢板、充填材)の地震時慣性力の作用範囲を鋼材全体から突出部に修正
    ・限界状態設計法による杭頭部結合計算について、永久荷重に鋼材(杭、補強材、充填材)の重量を考慮するように修正
Ver1.2.1 → Ver1.2.2
  • 計算に不具合があり、一部機能を修正完了まで停止しました。

    一部機能詳細
    Ver1.1.1で実装した【計算条件−条件その1−断面計算-自重】で「考慮しない」以外が選択されると、鋼材重量の計算に不具合が発生します。
    不具合の詳細については弊社までお問い合わせください。
Ver1.2.0 → Ver1.2.1
  • Ver1.1.5以降、フレーム計算で、上部工に作用する水平力が2倍になる不具合を修正しました。
  • 前列が鋼管矢板、後列が鋼杭のモデルについて、支持力照査時の鋼管矢板の軸方向力が正常に計算されていない不具合を修正しました。
  • 支持力照査時に杭自重を考慮した場合、カーテン版重量は常に考慮する仕様が、「カーテン版重量の考慮する/しない」で「考慮しない」の設定が反映されてしまう不具合がありましたので修正しました。
    この不具合は、設計法で「許容応力度法」または「港湾基準H11年」を選択して計算した場合に発生します。
  • 旧バージョンで作成した入力ファイルを最新バージョンで読み込んだときの「計算条件」−「杭の軸方向ばね定数の係数の設定」について以下のように修正しました。

       旧バージョンの設定           最新バージョンで読み込み
    「平成 8年道路橋示方書による算定」⇒「平成24年道路橋示方書による算定」が選択されているメッセージを表示します。
    「平成14年道路橋示方書による算定」⇒ 自動的に「平成24年道路橋示方書による算定」に切り替わります。
Ver1.1.9 → Ver1.2.0
  • 自動アップデート機能を刷新しました。製品のリビジョンアップ情報とアライズソリューションからの「お知らせダイアログ」を表示します。

    「ヘルプ」−「起動時に最新バージョンをチェック」のチェックの有無で起動時の「お知らせダイアログ」の表示方法が変わります。
    チェック機能を有効とした場合、未更新プログラムの有無に関わらず「お知らせダイアログ」を表示します。
    チェックが無い場合は未更新のプログラムがある場合に限り「お知らせダイアログ」を表示します。

  • 帳票の曲げひび割れに対する検討の許容ひび割れ幅(wlim)表を基準の参考値の表示から入力値の表示に変更しました。
  • ヘルプメニューから「よくあるご質問(FAQ)」ページに遷移できるようになりました。
  • 地震波形の読み込みファイルの選択方法について、従来までは[ファイル開く]ダイアログの「ファイルの種類」から対象の地震波形を選択して読み込んでいましたが、設計震度の算定画面にあるそれぞれのボタンから読み込む方法に変更しました。
Ver1.1.8 → Ver1.1.9
  • 波圧計算(合田式)の「α3」「P2」について、式中の(π・h/L)を小数点3桁丸めにして計算していたため、電卓計算と比較して誤差が発生する不具合を修正しました。
  • 波圧計算(合田式)の「P3」の帳票について、式中の「P2」の桁表記を小数点2桁から小数点3桁に修正しました。計算結果には影響しません。
  • 周期と水深から波長を算出する計算について、式中の重力加速度gの数値を修正しました(9.8 ⇒ 9.81)
  • その他軽微な修正を行いました。
Ver1.1.7 → Ver1.1.8
  • 設計震度の計算において、「加速度応答スペクトルより計算」を選択した場合に「固有周期の算定」の機能が作動しない不具合がありましたので修正しました。
Ver1.1.6 → Ver1.1.7
  • 帳票の[計算根入れ長]について、杭の傾斜角を+方向に設定した場合に、検討ケースの内の最大値を出力しない不具合がありましたので修正しました。
  • その他軽微な修正を行いました。
Ver1.1.5 → Ver1.1.6
  • 許容応力度において、カーテン版の検討で「カーテン版の張り出し長」-「直接入力」を選択した場合、従来は支点部で発生したモーメントを最大モーメントとして計算していましたが、支点部と支間部を比較して大きい方のモーメントを最大モーメントとして計算するように修正しました。
  • その他軽微な修正を行いました。
Ver1.1.4 → Ver1.1.5
  • 帳票の計算結果一覧の根入れ長の検討について、チャンの方法で計算した際に結果が出力されない不具合がありましたので修正しました。
  • その他軽微な修正を行いました。
Ver1.1.3 → Ver1.1.4
  • 平成29年道路橋示方書の改定に伴い、支持力の計算・杭の軸方向バネ定数kvの計算に対応しました。
Ver1.1.2 → Ver1.1.3
  • 鉄板被覆時において、鋼材「SM490」の溶接部せん断許容応力度を修正しました。(110(N/mm²) ⇒ 105(N/mm²))
  • 鉄板被覆時において、杭縦断方向間隔に複数杭設定した条件の応力照査時の断面積、断面二次モーメントに誤りがありましたので修正しました。
Ver1.1.1 → Ver1.1.2
  • 応力照査図を出力する条件で計算した場合、予期しないエラーメッセージが出力される不具合を修正しました。
  • 斜杭かつ杭長が長い条件で帳票出力したとき、モーメント図において杭先端位置のプロットが崩れてしまうケースがありましたので修正しました。
Ver1.0.7 → Ver1.1.1
  • 港湾構造物設計事例集(H30年 改訂版)の対応に伴い以下の機能を追加しました。
     ・杭継手溶接部の疲労耐久性を確認
     ・断面計算において各種重量(カーテン版、杭、充填材、補強補修材)を考慮
     ・設計震度の算出過程においてカーテン版重量を考慮
  • H30年港湾基準に伴う以下の名称を変更しました。
     ・終局限界状態 → 安全性(断面破壊)
     ・使用限界状態 → 使用性
     ・疲労限界状態 → 安全性(疲労破壊)
  • 帳票において、1mおきの曲げモーメントなどを出力する表に軸方向力を追加しました。
  • H30港湾基準の帳票-計算結果一覧において、軸方向力が引張のときの応力度に誤りがありましたので修正しました。
Ver1.0.6 → Ver1.0.7
  • ヘルプメニューからライセンス認証ユーザーページに遷移できるようになりました。
  • サブスクリプションユーザー向けに、ライセンス認証ユーザーページにて『Word・Excelコンバータ対応のAEC帳票印刷・編集ツール※1』を公開しました。
    ※1:ViewAEC2007単体で起動します。VA2ファイル等の印刷・編集やコンバートにご利用下さい。

    ライセンス認証ユーザーページの機能
     ・ユーザー情報の変更
     ・ユーザーID・パスワードの変更
     ・ライセンス情報の確認
     ・現在利用中ユーザーの確認
     ・お問い合わせフォーム
     ・Word・Excelコンバータ対応のAEC帳票印刷・編集ツールのダウンロード
Ver1.0.5 → Ver1.0.6
  • 斜杭かつ土層を多く設定した場合、フレーム計算の分割における丸め誤差が原因で計算できないケースがありましたので修正しました。
Ver1.0.4 → Ver1.0.5
  • 「チャンの方法」で計算した場合、計算結果一覧に出力される継手位置の根入れ長に誤りがありましたので修正しました。
Ver1.0.3 → Ver1.0.4
  • 「チャンの方法」で計算した場合、継手位置の根入れ照査が出力されない不具合を修正しました。
Ver1.0.2 → Ver1.0.3
  • 「港湾基準(H30)」において、杭の応力照査を「各断面諸元で照査」で選択した際に、応力照査のSk,Rk,Sd,Rdの帳票表記に不具合が生じる場合がありましたので修正しました。
Ver1.0.1 → Ver1.0.2
  • Ver1.0.1への修正において、鉄板被覆区間の鋼管杭の断面諸元に腐食しろが考慮されない不具合がありましたので修正しました。
Ver1.0.0 → Ver1.0.1
  • コンクリート被覆に用いる鉄筋の中心間隔をm単位の小数第一位で丸めを行っていたものをmm単位の小数第一位で丸めを行うように修正しました。
  • コンクリート被覆でのQyd2の計算で、部分係数で除していない不具合がありましたので修正しました。
  • コンクリート被覆での表記に誤植がありましたので修正しました。
  • コンクリート被覆でのコンクリート部分の圧縮領域の取り方に正常に計算できない不具合がありましたので修正しました。
  • コンクリート被覆での使用限界状態で軸力がマイナス値の場合に計算が終了しない不具合がありましたので修正しました。
  • 斜杭の場合、計算が正常に終了しない不具合を修正しました。
  • その他軽微な修正をしました。
Ver1.0.0
  • 「港湾の施設の技術上の基準・同解説 平成30年5月」に対応いたしました。
  • 平成19年港湾基準での計算機能は廃止しました。
  • 平成30年港湾基準では、杭の打設工法は「打込鋼管(打撃工法)」のみとなります。
  • 鋼管杭の鋼種に「SM490Y相当」「SM570相当」を追加しました。
  • 杭の応力照査に、各杭の応力照査の変動を表す応力照査図を追加しました。帳票表記の有無について選択が可能です。
  • サブスクリプションのサービス開始に伴い、システム名称を『鋼管式防波堤4』に変更いたしました。

「鋼管式防波堤3」の販売は終了いたしました。Ver1.0.8が最終バージョンとなります。
 販売終了製品の最終バージョンのセットアップはこちら

 ※「鋼管式防波堤3 Ver1.0.8」のサポート継続期間:2019年1月1日まで