圧密沈下計算
システム概要
- 本システムは、Δe法、Cc法、Mv法、B.K.Houghの図表より任意地盤の沈下量を計算し、Terzaghiの理論に基づいて時間−沈下曲線を作成します。
- 施工後の実測沈下量を基に双曲線法によって最終沈下量予測を行うオプションシステムを標準で装備します。
- 計算結果は報告書形式で印刷されますのでそのまま報告書として利用できます。
- Windows対応ですので、初心者でも操作が簡単にマスターできます。インストールやアンインストールも容易に行えます。
- 本システムはSI単位のみに対応しています。
システムの機能
■入力・計算機能
- 沈下計算の位置を20箇所設定できます。
- 任意形状の砂層、粘土層を20ブロック設定できます。
- 任意形状の盛土荷重ブロックと切り土ブロックを各20箇所、集中荷重と帯状荷重を各5箇所設定できます。
- 促進工法としてバーチカルドレーン工法に対応し、ドレーンの透水性が及ぼすウェルレジスタンスの影響を考慮できます。
- 切り土ブロックを使って施工前地盤形状を表現することにより、切り土ブロックによる土被り圧を先行圧密荷重として計算します。計算条件により切り土による先行圧密荷重を無視する事も可能です。
- 荷重は5段階の段階施工に対応し、それぞれ瞬間載荷、漸増載荷として設定できます。
- Boussinesq式より各荷重による鉛直増加応力を求めます。
- 粘土層の沈下量はΔe法、Cc法、Mv法により求めます。
- 砂層の沈下量はB.K.Houghの図表より求めます。計算条件により砂層の沈下を無視する事も可能です。
- Terzaghiの理論に基づいて時間−沈下曲線を作成します。
■双曲線法による沈下予測システム
- 沈下計算の位置を20箇所設定できます。
- 任意のSa〜Sa’の観測値から最小二乗法によって直線を求め双曲線を作成します。
■帳票印刷の主な機能
- 計算書の印刷イメージを画面で表示して確認することができます。
- 印刷内容の編集が可能です。
- 全体の一括印刷、章別印刷、指定ページの印刷が可能です。
- 用紙サイズや印刷フォントは、お好みのものを自由に選択できます。
※A4縦、12pフォントで最適になるように設定されています。
入力・表示画面例