控え矢板式係船岸設計システム2 for Windows
【Windows7対応】 ※スタンドアロンで使用する場合は、7.5.1以上のプロテクトドライバーをご使用ください。
「控え矢板式係船岸2007」の販売は終了いたしました。同梱されていました「控え矢板式係船岸設計システム2」は、現バージョンが最終バージョンとなります。
「控え矢板式係船岸2007」のユーザー様は「控え矢板式係船岸5」への切替をご検討ください。
Ver4.3.7 → Ver4.3.8
- 事務所移転に伴い、ドキュメント類の住所表記を変更しました。
- 地表面がタイ材取り付け位置よりも低く、けん引力作用時を検討する場合、けん引力作用時の矢板間距離の結果が計算結果ダイアログと帳票に矛盾がある不具合を修正しました。
- 控え版で、矢板間距離を指定すると受働土圧の低減を行う場合があります。その際、交点位置が残留水位よりも下にある場合は、港湾基準によりエラーとしています。ただし、津波の引き波が作用する場合に残留水位を地表面天端としてみるため、例外として残留水位が地表面天端よりも高い場合にはエラーを回避するようにプログラムを修正しました。
- 控え版で、矢板間距離を指定する場合に計算値よりも入力値が短い場合に、受働土圧の低減を行いますが、任意土圧の場合には土圧係数が未計算でしたので0.0で計算されていました。便宜上、第1層目の土質定数を用いて計算をするように修正しました。
Ver4.3.6 → Ver4.3.7
- Windows8に対応しました。
- 支持力の検討で打込鋼管を選択した際に支持層が粘着力の場合、杭先端支持力で用いる粘着力は平均粘着力Cmを用いておりましたが、これを杭先端位置での粘着力C2を用いるように修正しました。
Ver4.3.5 → Ver4.3.6
- ハット形鋼矢板(SP-45H,SP-50H)を追加しました。
- 控え組杭頭軸方向ばね係数が押し込み杭と引き抜き杭で選択可能となりました。
- 粘性土土圧強度補完で、負の土圧が現在土層以外に出現する場合に土圧図が正常に描画されない不具合を修正しました。
Ver4.3.4 → Ver4.3.5
- たわみ曲線法で構造物が非常に大きい場合に、収束計算回数が不足し、たわみ角0点が検索できないケースがありましたので修正しました。
- 控え組杭の場合に、矢板間距離を計算値より短く設定しても計算内容に変更のない旨のメッセージを表示した。
- その他の外力が上部工天端位置よりも上で作用する場合、任意位置の曲げモーメントの算出位置がずれてしまう不具合を修正しました。
Ver4.3.3 → Ver4.3.4
- Ver4.3.3で帳票を改良しましたが、腐食の有無の状態により本来帳票が必要だったものが出なくなる不都合が生じていましたので、従来の様式に戻しました。
Ver4.3.2 → Ver4.3.3
- 腹起しの設計計算で使用する最大曲げモーメント算出式の分母の値が前面矢板側・控え工側それぞれに入力可能となりました。
Ver4.3.1 → Ver4.3.2
- 控え版で、地震時粘性土土圧計算時にルート内が負になる場合を想定しておらず、異常終了になるケースがありましたので、修正しました。
Ver4.3.0 → Ver4.3.1
- 一つ前で修正した箇所に過不足がありましたので、追加の修正を行いました。
Ver4.2.9 → Ver4.3.0
- 土層計算範囲下限高のエラーチェックを追加しました。
- DL位置の粘着力を無条件で計算していたため、予想外のケースでエラーが表示される場合がありました。必要なケースのみ計算するよう修正しました。
Ver4.2.8 → Ver4.2.9
- 常時のみ検討でかつ根入れ長の計算がロウの方法の場合、メモリーの初期化が正常に行われておらず、動作が不安定になっていました。このエラーは、Ver4.2.8で発生する可能性があります。
- 矢板間距離算出で裏込め土を考慮する場合、ケースによっては裏込め土を通過しない場合があります。Ver4.2.6でのプログラム修正により、そのケースに対応できなくなっていましたので、プログラムを修正しました。
Ver4.2.7 → Ver4.2.8
- 常時・地震時で設計海底面高さを変更した場合、採用する根入れ長の判定で浅い深度の根入れ長が選択され、根入れ安全率の計算でエラーが発生するケースがありましたので、修正しました。
Ver4.2.6 → Ver4.2.7
Ver4.2.5 → Ver4.2.6
- インターネットを介してライセンスを認証する機能を追加しました。それに伴い、本バージョンから動作に.NET Framework 2.0が必要となります。
- 控え版矢板間距離計算で、受働崩壊面が地表面に交わらない場合、エラーメッセージを表示していましたが、計算を続行するよう修正しました。
Ver4.2.4 → Ver4.2.5
- タイワイヤ関連の諸元を最新に更新しました。
タイブル:F190T,F500Tを追加しました。F80Tを削除しました。
タイロープ:TR-401,TR-450,TR-525を追加しました。
許容引張荷重の端数を最新のカタログ値に修正しました。
Ver4.2.3 → Ver4.2.4
- 見かけの震度式が二建の提案式の場合で、残留水位位置がタイ材位置よりも高い場合でかつその位置が土層分割されていない場合、タイ材位置の見かけの震度が正常に計算できない不具合を修正しました。タイ材位置=残留水位位置の場合、土層分割されていなくても正常に計算します。
Ver4.2.2 → Ver4.2.3
- 控え組杭で、杭支持力の検討が中堀杭(道路橋示方書による)の場合において、粘性土の場合の杭の最大周面摩擦力度の判定値を変更しました。
- 控え組杭で、上載荷重の作用の有無を切り替えることが可能となりました。
Ver4.2.1 → Ver4.2.2
- 粘性土土圧の計算で、補完した見かけの震度により土圧強度を計算する場合に、設計海底面位置の土圧強度が実際の土層位置の土圧強度よりも小さいために、比較をおこなっても土圧強度が置き換わらず、土圧分布が逆台形のような形になるケースがありました。これを防止するため、設計海底面位置と土層上限位置の土圧強度のうち大きい方を用いるように変更しました。
Ver4.2.0 → Ver4.2.1
Ver4.1.9 → Ver4.2.0
Ver4.1.8 → Ver4.1.9
- 粘性土で地表面天端位置と上部工天端位置が同じでかつ土圧強度が0.0の場合に土圧図が作成できず、異常終了してしまう不具合を修正しました。
Ver4.1.7 → Ver4.1.8
- 支持力の検討で打ち込み杭の場合、杭先端の閉塞率の入力が可能となりました。
- 従来から支持力の検討で摩擦杭の考慮が可能でしたが、道路橋示方書・同解説(下部構造編)平成14年3月 P.354の「なお、摩擦杭の場合、杭先端の支持力は原則として考慮しないものとする。」との記述から、杭先端の支持力は考慮すべきでないとの指摘により、プログラムを修正しました。
従来通り杭先端支持力を考慮したい場合には、支持層を設定していただくようお願いします。また、打ち込み杭以外の打設工法の場合は、「中堀杭の摩擦杭形式はこれまでの実績がほとんどないため・・・・」から、通常摩擦杭の設定は行わないと考え、今回の修正は行っておりません。ご注意ください。
- 鋼管矢板(P-P型)の継ぎ手寸法表記を削除しました。
- ロウの方法で地盤反力係数が設定されていない場合にエラーメッセージを表示するようにしました。
Ver4.1.6 → Ver4.1.7
- 不足する土層の土圧を補完により算出するケースで、深度方向に土圧が小さくなる場合、土圧が大きく補完されてしまう不具合を修正しました。主に、設計海底面以深で発生します。
Ver4.1.5 → Ver4.1.6
- 弊社の住所移転に伴い、製品に組み込まれているマニュアル内の住所表記を修正いたしました。
Ver4.1.4 → Ver4.1.5
- 従来、前面矢板の計算にロウの方法を用いた場合にも、計算結果の一覧表に出力されている各状態の根入れ深度は、フリーアースサポート法によるものでした。それではわかりにくいとの指摘により施工根入れ深度算出時に用いた結果を出力するようにプログラムを修正しました。
Ver4.1.3 → Ver4.1.4
- システム内部のタイブルの許容荷重のカタログ値を最新のものに変更しました。
Ver4.1.2 → Ver4.1.3
- 土層数が多い場合に、水平力を考える配列がオーバーフローしてしまう不具合がありましたので、配列の拡張とエラーメッセージを表示するよう修正しました。
- 控え組杭から控え工種別を変更した場合、N値と支持力条件が初期化されていましたので、初期化されないよう修正しました。ただし、控え工種別切り替え後、土層を挿入し、再び控え組杭に戻った場合には、挿入した土層以深の値は不定となりますので注意してください。
Ver4.1.1 → Ver4.1.2
- 控え組杭の支持力の検討で摩擦杭が考慮可能(Ver4.0.0以降)となりましたが、Ver4.0.4での修正により摩擦杭の場合の杭先端土層が砂質土に固定されてしまう不具合がありましたので修正しました。
Ver4.1.0 → Ver4.1.1
- 控え工タイ材取り付け位置が残留水位よりも高い位置にある場合、支持力計算の杭の重量(浮力)の計算が正常に行われなかった不具合を修正しました。この現象は、Ver4.0.2以降で発生します。
Ver4.0.4 → Ver4.1.0
- 自動バージョンアップ機能を追加いたしました。インターネット経由で、手動または起動時に自動で最新バージョンをチェックし、アップデートすることができます。
- 弊社ホームページに掲載している「控え矢板式係船岸システム2」の更新履歴をワンタッチで呼び出せるようにいたしました。
Ver4.0.3 → Ver4.0.4
- 控え組杭の場合の土層に設定する負の周面摩擦スイッチにおいて、より細かい設定が可能となりました。
Ver4.0.2 → Ver4.0.3
- 前面矢板根入れ長の計算の採用する根入れ長の常時・地震時の判定において、フリーアースサポート法の結果とロウの方法による結果が逆転する場合を想定していなかったため、必ずフリーアースサポート法のものを使用していた不具合を修正しました。
Ver4.0.1 → Ver4.0.2
- 鋼矢板にハット型を採用する場合で、腐食後の断面性能の計算方法を「腐食後の断面係数から算出」に設定した場合、図心位置の定義にミスがあり、腐食後の断面性能がうまく計算できていなかった不具合を修正しました。
- 支持力の付着力を考慮する範囲が、タイ材取り付け位置〜杭先端となっていましたが、上部工下端〜杭先端の方が妥当と考えられるため、プログラムを修正しました。
Ver4.0.0 → Ver4.0.1
- 地震時粘性土土圧式で崩壊角算定式のルート内が負の値になる場合に詳細なメッセージを表示するようプログラムを修正しました。
Ver3.1.9 → Ver4.0.0
- 従来の「控え矢板式係船岸設計システム2 for Windows」のハードプロテクタに加えて、「控え矢板式係船岸2007 for Windows」のハードプロテクタでも動作するように変更致しました。
- Windows VISTAに対応致しました。
Ver3.1.8 → Ver3.1.9
- 土層を最大数近くまで入力した場合、計算内部での分割土層数が配列を超えてしまい、異常終了するケースがありましたので、プログラムを修正しました。
- フリーアースサポート法最大曲げモーメント算出時、せん断力0点位置を検索する二次方程式が現在の収束回数では収束しないケースがありましたので、収束回数を増やすと共に、収束しなかった場合、エラーメッセージを表示するよう修正しました。
Ver3.1.7 → Ver3.1.8
- その他の外力名称が20文字を越えた場合、帳票のレイアウトが崩れてしまう不具合を修正しました。
- たわみ曲線法で、海底面位置から極浅い位置でたわみ角0点が発生した場合、うまく検出できないケースがあったためプログラムを修正しました。
- 控え版の細部設計計算が限界状態設計法の場合で、けん引力が作用する場合、終局限界状態の地震時にけん引力が考慮されていましたので修正しました。
Ver3.1.6 → Ver3.1.7
- 設計海底面-10m位置で自動的に土層分割を行わないようプログラムを修正しました。これは、見かけの震度式が荒井・横井の提案式で、粘性土土層が海底面-10m位置を挟む場合の問題です。
Ver3.1.5 → Ver3.1.6
- その他の外力が設定されている帳票をワード/エクセルコンバートした場合に、コンバートが異常終了するかまたは、図形がうまくコンバートされなかった不具合を修正しました。
- 粘性土崩壊角既定値が0.0の場合に、警告を表示するようプログラムを修正しました。
Ver3.1.4 → Ver3.1.5
- 前面矢板−控え工間距離を指定した場合、突出長を自動計算し、その距離を満足するようトライアル計算を行いますが、地震時が満足していないのにトライアル計算が終了してしまう場合がありましたので修正しました。
Ver3.1.3 → Ver3.1.4
- 控え工形式が控え矢板の場合で、ユーザ様で追加された任意の矢板を選択されていた場合、次回データ読み込み時に矢板が未選択となってしまう不具合を修正しました。
Ver3.1.2 → Ver3.1.3
- Ver3.1.2で控え版の場合に作用する上載荷重の切り替えが可能となりましたが、主働崩壊角についてのスイッチは不要と考えられるため機能を削除しました。
- 動水圧が作用した場合、荷重図に「動水圧」と記入しました。
- 粘性土土層が海底面を挟んで存在し、かつ見かけの震度式が荒井・横井の提案式の場合でかつ土圧の計算を補完を掛けて算出する場合に、海底面位置の地震時粘性土の崩壊角が前面矢板計算時のそれと一致しないケースがありましたのでプログラムを修正しました。
- タイ材取り付け点位置で無条件に土層を分割していましたが、地震時で残留水位がタイ材よりも上の場合に荒井・横井の見かけの震度の計算に影響が出ますので、見かけの震度算出後に分割するようプログラムを修正しました。
Ver3.1.1 → Ver3.1.2
- 河川モードで控え工が控え矢板の場合、腐食しろt1がうまく反映されていなかったため、断面性能表がうまく描画されていませんでしたので修正しました。尚、腐食後の断面性能の計算は正常に行っています。
- 控え工(矢板・直杭)の場合で仮想的な突出長を考慮する場合、従来は無条件に仮想地表面からのlm1/3 の位置としていましたが、タイ材取付位置の選択も可能となりました。
- 控え版の場合、控え工に作用する土圧及び崩壊角算定時に上載荷重の考慮の有無の切り替えが可能となりました。操作説明書の入力項目についてコメントを追加しました。
Ver3.1.0 → Ver3.1.1
- 操作説明書の入力項目についてコメントを追加しました。
- PC矢板のヤング係数の初期値がSI単位に内部換算したまま(34.3kN/mm2)になっていましたので、修正しました。また、港湾矢板を用いる場合は、PC矢板を追加して頂く旨のメッセージを表示しました。
- 前面矢板と控え工の距離を矢板間距離と表現していましたが、分かりにくいとの指摘のため、前面矢板−控え工間距離に変更しました。
- 前面矢板と控え工との距離を指定して、複数矢板を選択して最適断面を決定するトライアル計算を行った場合、収束計算の精度が悪く、より大きい断面を選択する場合がありましたので修正しました。
Ver3.0.7 → Ver3.1.0
- 「AEC帳票印刷・編集ツール for Windows (Word・Excelコンバータ)」の発売に合わせて、帳票の見直しを行いました。
ベースバージョンを変更いたしました。今後はVer3.1.0がベースバージョンとなります。
Ver3.0.x以前のバージョンをご使用のユーザー様は差分ファイルを適用できません。Ver3.1.0以上のセットアップファイルを使用してください。
Ver3.0.4 → Ver3.0.5
- シミラリティナンバーの小数点以下桁数を2桁から3桁に変更しました。
- 控え矢板・直杭の場合の地盤反力係数及び、横抵抗定数の入力で入力可・不可の切り替えが一部うまく動作していなかったので修正しました。
Ver3.0.3 → Ver3.0.4
- 鋼管矢板の継ぎ手[L-100x75x10]を追加しました。
- タイロッドの許容応力度が小数点以下1桁まで入力可能ですが、帳票では小数点以下が丸められて印字されていましたので修正しました。
Ver3.0.2 → Ver3.0.3
- 控え版の地震時主働土圧の計算で、見かけの震度が適切に考慮されないケースがありましたので修正しました。
Ver3.0.1 → Ver3.0.2
- 海底面以下にある粘土層の土圧採用値フラグが片方のみチェックされている場合、海底面-10m位置の土圧の判定が数値誤差の関係で不安定になるケースがありましたので、判定方法を修正しました。
Ver3.0.0 → Ver3.0.1
- 漁港・漁場の施設の設計の手引き2003年版に対応しました。修正部分は、タイロッド高張力鋼許容応力度の変更と、控え版の断面計算で必要な設計基準強度f'ck=21の追加です。
- 控え工の矢板の継ぎ手効率を入力し、タブを切り替えてデータを保存した場合に、正常に保存されない不具合を修正しました。
Ver3.0.0
- 2002年版コンクリート標準示方書に対応しました。変更箇所は、控え版の限界状態設計法のひび割れ幅の計算部分です。
- 平成14年版道路橋標準示方書に対応しました。変更箇所は、控え組杭の支持力検討の計算部分です。
- 矢板間距離の計算で、控え工位置を従来は、タイ材の傾斜角のみの指定でしたが、控え工側のタイ材取り付け位置を指定可能としました。
- 矢板間距離の計算で、指定距離を満足しない場合、突出長のトライアル計算を自動的に実行する機能を追加しました。控え工が控え矢板・直杭の場合で、突出長が0.0の場合で矢板間距離を指定している場合に自動計算が実行されます。突出長を0.0で計算した矢板間距離が指定した矢板間距離を満足する場合は、トライアル計算は、実行されません。また、矢板間距離を指定しない場合、あるいは、突出長を指定した場合もトライアル計算は行いません。また、誤差の関係で、指定した矢板間距離に一致しないケースがあります。その場合は、突出長により調整してください。
- 震度の小数点以下桁数が指定可能となりました。
- その他の荷重が土中で作用しても計算可能となりました。
- 控え矢板・直杭について、タイ材取付位置よりも地表面が低い場合にその部分を突出長として計算することが可能となりました。
- 鋼管矢板・鋼管杭・H形鋼杭について、腐食前の断面性能をカタログ値で指定することが可能となりました。腐食後については、内部で計算しています。
- 腹起し材について、腐食前のI,Zの値をカタログ値を使用するように変更しました。腐食後の断面性能については、従来通り、内部で計算しています。
- 控え版で矢板間距離を指定した場合、従来はその値を帳票に出力するだけでしたが、地表面以下で主働・受働崩壊面が交わる場合に、土圧を低減して計算する機能(港湾基準P.687)を追加しました。
- 粘性土土圧式で、Kc(Σγh+w)のみの計算を可能としました。この時用いる崩壊角は、常時・地震時とも入力値です。(根拠はありません)
- 弊社販売ソフトの1つである、斜面の安定計算システム2に追加された、「すべり面が矢板を通る場合」の検討に必要なデータを出力することが可能となりました。データは、システムフォルダに作成されます。
- けん引力作用時の検討が可能となりました。
- 控え矢板・直杭の場合で杭計算をチャンの方法で行った場合、任意位置の曲げモーメントを計算することが可能となり、曲げモーメント図も印刷されるようになりました。また、前面矢板の任意の位置の曲げモーメントを計算することも可能となりました。
- 常時・地震時毎に設計海底面を設定することが可能となりました。
- 道路橋示方書の方法により横方向地盤反力係数を推定する場合に用いる係数αを入力可能としました。
- 任意の腹起し材の入力が可能となりました。
- 控え工形式が控え矢板・直杭の場合、矢板の継ぎ手効率が考慮可能となりました。
- 計算モードとして港湾・漁港モード/河川モードの切り替えが可能となりました。
- 河川モードの場合、腐食しろの直接入力が可能となりました。
- 横方向地盤反力係数の算出方法として、福岡・宇都の方法を追加しました。
- 製品に添付しておりました旧単位版は、ハードプロテクタがなくても動作するようにいたしました。
河川モードを選択した場合、水中の土の単位体積重量(有効重量)の算出は、湿潤重量-9となります。また、飽和重量は、見かけの震度の一般式[γ/(γ-10)]に使用するのみとなるため、-10をして有効重量となるような単位体積重量を入力してください。荒井・横井の提案式については、選択不能となります。 |
Ver2.x.xの販売は終了いたしました。Ver2.x.xはVer2.1.7が最終バージョンとなります。
Ver2.x.x以前のユーザー様はVer3.x.xへの切替をご検討ください。
Ver2.1.6 → Ver2.1.7
- 控え版細部設計部分(許容応力度法)に必要な帳票ファイルに抜けがあり、帳票がうまく作成されていませんでした。
Ver2.1.5 → Ver2.1.6
Ver2.1.4 → Ver2.1.5
- 控え工側の粘着力の計算で、入力した粘着力基準高さが整数値に切り捨てられていましたので修正しました。
Ver2.1.3 → Ver2.1.4
- 曲げモーメントを計算する範囲をタイ材取付位置〜にすると、地震時の残留水圧強度が正常に作用しない場合がある不具合を修正しました。
- 前面矢板・控え工共に任意矢板を選択していた場合に、チェックリストの作成がエラーとなる場合がありましたので修正しました。
- 海底面より上の粘性土で負の土圧が発生する場合に、正の土圧の発生位置の計算が正常に行われていませんでしたので修正しました。
- 仮想海底面位置任意指定の場合でも内部では、仮想海底面を計算しています。その計算した仮想海底面位置と入力値が同じ値だった場合にうまく入力値が採用されないケースがありましたので修正しました。
- 鋼管矢板継ぎ手有効間隔の桁数が足りなかったので増やしました。
- 鋼矢板腐食後の断面性能の算出で、端数を持った断面係数により断面二次モーメントを計算していましたが、丸め後に計算するように修正しました。
- たわみ曲線法で、たわみ角の符号変化が検出されてもその中にたわみ角ゼロ点がないケースがありましたので、エラーチェックを行うよう修正しました。
Ver2.1.2 → Ver2.1.3
- 数値の丸め方法を追加しました。従来は、JISZ8401(規則A)のみでしたが、JISZ8401(規則B)が選択可能となりました。
- 従来、地震時粘性土土圧強度の計算では以下の方式を採用していました。この比較を行うか行わないかの選択が可能となりました。
(海底面〜海底面-10m)補完方法−補完しない、下限値のみ補完の場合、土層上限と下限の土圧強度を比較し、下限値の土圧が小さくなる場合、下限値に上限値を採用。
(海底面〜海底面-10m)補完方法−土圧強度で補完、見かけの震度で補完の場合、海底面と土層下限の土圧強度を比較し、下限値の土圧が小さくなる場合、下限値に海底面の値を採用。
(海底面-10m以深)の場合、土層上限と下限の土圧強度を比較し、下限値の土圧が小さくなる場合、下限値に上限値を採用。
Ver2.1.1 → Ver2.1.2
- Ver2.1.1で粘性土崩壊角既定値が0.0の場合にエラーメッセージを表示するよう修正したことにより、粘性土土圧強度の計算で「海底面〜海底面−10mの間の土圧強度を直線補間(土層上・下限値共に補間で算出)」を選択した場合に、エラーメッセージが表示され、処理が中断してしまう不具合を修正しました。
Ver2.1.0 → Ver2.1.1
- 任意土圧を入力した場合に最終土層が粘性土でかつ海底面−10m位置を含む場合に最終土層の下端土圧強度が0.0になる不具合を修正しました。
- 粘性土土圧強度の計算で「海底面〜海底面−10mの間の土圧強度を直線補間(土層上・下限値共に補間で算出)」を選択した場合、見かけの震度算出に使用する海底面位置の荒井・横井の提案式の定数(Σγthj、Σγhj)が海底面位置の値ではなく、海底面より1つ前の土層のものを用いていた不具合を修正しました。
- 計算時に表示されるエラーメッセージなどのダイアログがメインフォームの裏側に表示され、認識できない場合がある不具合を修正しました。
Ver2.0.9 → Ver2.1.0
- 矢板間距離の計算時に、受動側崩壊角の計算で誤差の関係により、プログラムが異常終了してしまう場合がある不具合を修正しました。
- たわみ曲線法を用いる場合で、矢板間距離を算出する主働崩壊角の立ち上げ位置を曲げモーメント第一ゼロ点とした場合、必ず曲げモーメント第一ゼロ点から崩壊角を立ち上げていましたが、設計海底面と比較して深い位置から崩壊角を立ち上げるスイッチを追加しました。
- 控え鋼矢板を設定した場合で、材質変更がチェックリストに反映されていなかった不具合を修正しました。尚、計算は正常に行われています。
Ver2.0.8 → Ver2.0.9
- タイ材、腹起し材を任意で選択しているデータを再度読み込むと全選択に戻ってしまう不具合を修正しました。
- タイ材の傾斜角の入力が小数点以下2桁なのに、帳票では3桁となっていましたので、小数点以下3桁に統一しました。
Ver2.0.7 → Ver2.0.8
- 道路橋示方書の方法により横方向地盤反力係数を計算し、かつ矢板壁構造の場合、従来は、BH=10.0mを定数として用いていましたが、値を入力できるよう修正しました。
- チェックリストの印刷で若干の不具合がありましたので修正しました。
Ver2.0.6 → Ver2.0.7
- フリーアースサポート法及び、たわみ曲線法の根入れ長安全率の入力が可能となりました。
- 地震時粘性土土圧の計算で、崩壊角の計算式のルート内が負の値とな場合に「Σγh+wで計算」する機能を追加しました。そのときの崩壊角は、便宜上45°としています。(根拠はありません。)
Ver2.0.5 → Ver2.0.6
- 地震時−粘性土−崩壊角を計算する場合でルート内の値が負の値になる場合、メッセージを表示するようプログラムを修正しました。
- たわみ曲線法の曲げモーメント図がうまく作図されない場合がある現象を修正しました。計算結果に問題は、ありません。
Ver2.0.4 → Ver2.0.5
- 道路橋示方書の方法により横方向地盤反力係数を計算する場合、BH:基礎の換算載荷幅の算出に用いるkhを「〜してよい」の解釈から常時・地震時それぞれ計算していましたが、常に常時の値を用いるという指摘を受け、修正を行いました。
Ver2.0.3 → Ver2.0.4
- 動水圧を見かけの震度式に関わらず常に作用させることが可能となりました。原則として動水圧は、荒井・横井の提案式の場合のみ作用させます。また、従来のデータを読み込んだ場合、「動水圧検討する」になっている可能性があります。データのチェックを行ってください。
- 裏込め土を設定し、前面矢板と控え工との距離を計算する場合、裏込め土に崩壊角が交差しないケースで崩壊角が正常に計算されない場合がありましたので修正しました。
Ver2.0.2 → Ver2.0.3
- 前面矢板の計算方法でロウの方法を選択した場合、曲げモーメントの計算範囲として、仮想海底面位置が選択可能でしたが、ロウの方法の場合、基本的に設計海底面位置までであり、間違えやすいので選択ができないようにプログラムを修正しました。
- フリーアースサポート法の曲げモーメント図がうまく作図されない場合がある現象を修正しました。計算結果に問題は、ありません。
Ver2.0.1 → Ver2.0.2
- ファイル名にピリオドを用いていた場合に、任意追加矢板ファイルのファイル名が先頭から一番最初にでてくるピリオドの位置で切れてしまう不具合を修正しました。
例)-7.5護岸.jt2 → -7.PCY
この問題は、Ver2.0.0以降のプログラムについて発生します。Ver2.0.0以降で任意追加矢板を追加していた場合でかつ、ファイル名にピリオドを使用している場合、本差分をセットアップするとデータが読み込まれなくなります。お手数ですが、データのインポート機能を用いてデータを読み込んでください。
- 任意PC矢板追加画面でJIS矢板の他に港湾矢板を入力し、検討することが可能になりました。
- 腹おこし材の検討の有無が選択可能となりました。
Ver2.0.0 → Ver2.0.1
- 土圧が任意土圧入力の場合、動水圧の計算が可能となりました。
- 地震時粘性土土圧の補完方法を追加しました。
- 受働側の崩壊面立ち上げ位置が、主働側よりも深い場合、矢板間距離が計算できなかった不具合を修正しました。
Ver2.0.0
- 仮想海底面の任意入力に対応しました。
- 地震時粘性土土圧算出式で、ルートの中身が負の値になった場合、常時の土圧式を用いることが可能となりました。
- 圧密平衡係数(Kc)の入力が可能となりました。
- たわみ曲線法の場合、せん断力0点位置が選択可能となりました。
- フリーアースサポート法の場合、モーメントつり合い位置の選択が可能となりました。
- 矢板間距離算出用の崩壊角図が作図可能となりました。
- フリーアースサポート法・たわみ曲線法のモーメント図が作図可能となりました。
- 腹おこし曲げモーメントの分母の値を入力値とし、修正可能としました。
- 道路橋示方書・道路土工指針の横方向地盤反力係数(kh)の算出式を組み込みました。それに伴い、土層データ入力画面をグリッド化しました。
- 土層データをグリッド化したことにより、土層データの複写(主働←→受働)が可能となりました。
- 横方向地盤反力係数・横抵抗定数を3/4に低減するスイッチを追加しました。
- 任意矢板データ・任意PC矢板データをデータ毎に保存可能としました。それに伴い、入力画面をグリッド化しました。また、以前の任意矢板・任意PC矢板データを読み込む「インポート」機能を追加しました。
- タイ材間隔を矢板枚数により、自動計算する機能を追加しました。
- 裏込め形状を入力可能としました。裏込め形状を入力した場合、土層の考え方は、下図のようになります。ご注意ください。
- 控え版の計算が可能となりました。
- 控え組杭の計算が可能となりました。
- 従来、タイ材の傾斜角は横断面からみた角度のみの対応でしたが、平面から見た角度の入力も可能となりました。
- 受働側に上載荷重を作用させることが可能となりました。
- 任意土圧強度の設定が可能となりました。任意土圧入力の場合、不足する土層については、内部で分割し、その土層を挟む土圧強度で直線補完をかけ土圧強度を算出します。従って、土圧が変化する位置(たとえば、水位レベル)は、必ず土層を挿入し、土圧強度を入力してください。
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