1.「基本条件」−「粘性土」−「主働崩壊角規定値」−「常時」が入力されていない。
常時粘性土式に崩壊角計算式が無いため、ここでの値を用います。この値がセットされていない場合、0.0となり崩壊角が上げられません。
2.「基本条件」−「粘性土」−「主働崩壊角規定値」−「地震時」が入力されていない。
地震時粘性土崩壊角計算式でルートの中の値が負の値になる場合に用います。この値がセットされていない場合、0.0となり崩壊角が上げられません。
3.砂質土崩壊角式でルート内の値が負になる。
内部摩擦角に比較して、地震合成角が大きい場合に良く発生します。崩壊角が計算できない場合、0.0となり崩壊角が上げられません。
・「考慮する」の場合、『港湾の施設の技術上の基準・同解説(中) 平成30年5月』P.720〜の相関式により算出します。
・「考慮しない」の場合、『港湾の施設の技術上の基準・同解説(上) 平成11年4月』P.457〜の図表により算出します。