よくあるご質問(FAQ)
鋼管式防波堤2007 for Windows
鋼管式防波堤システム for Windows
鋼管式防波堤2007のみ   鋼管式防波堤システムのみ
    設定について
  • 等価節点力を作用させて断面力の計算を行う場合にカーテン版の自重を考慮するのは荷重の重複になりおかしいのではないでしょうか?
    等価節点荷重は杭単体に作用する荷重に対しての変位量に対してかかっていると見られる荷重です。
    例えば図−1のような杭があったとします。この場合、杭は下の図−2のように変位します。実際、このように変位しているのですが杭頭部には何の力も加わってはいません。
    そこで図−3のように、この杭が元の位置から今の位置まで変位したときに杭頭部にかかっていると仮定した力、これが等価節点力になります。
    これはあくまで杭頭部に作用していると仮定している力であって実際にかかっている力ではありません。その後、この等価節点荷重を用いて各部材の変位が求まります。
    この変位を基に部材の断面力を求めていくのですが、変位を求めていくのに図−1→図−3のように実際の状態から見かけの状態に仮定して計算を進めてきました。
    そのため部材の断面力を求めるには図−3→図−1という風に見かけの状態から実際の状態に戻して計算をおこなわなければなりません。
    杭頭部にかかる断面力Fは杭頭部の変位量をδとし杭頭部のばね定数をKとするとフックの法則により F=Kδ  となります。
    しかし、見かけの荷重である等価節点荷重wを杭頭部に考慮しているのでこれを消去する必要があります。よって F=Kδ−w これが杭頭部に作用する正しい断面力になります。
    では杭の任意の点での断面力を求める場合、例えば下の図−4のように杭頭部からX(m)離れた点Pでの軸力Fpを求める場合、杭頭部の軸力をF、杭に作用する鉛直方向の等分布荷重をtとすると Fp=F + t・X になります。



      
      
  • 杭とフーチングの結合計算で使用している永久荷重のV・H・Mと変動荷重のV・H・Mはどの様にして計算した値なのでしょうか?
    永久荷重のV・H・Mは上部工自重・浮力のみで杭頭作用力を計算したもので変動荷重のV・H・Mは波力のみで計算した値です。
  • 許容応力度法で計算した場合帳票で上部工コンクリートの許容応力度9.0kN/mm2が表示されています。この値は計算に使われていないのですがどうして掲載しているのでしょうか?
    データ入力時は基準強度なのですがこれを出力する際に許容応力度に変換しているためです。帳票に掲載しているこの値は使用してはいませんがカーテン版や鋼管杭では使用しているため、上部工も掲載しております。
  • フーチングの杭端部の押し抜きせん断応力度の計算条件について教えて下さい。
    前杭の場合は前杭に作用する水平力が正のとき、後杭の場合は後杭に作用する水平力が負のときにそれぞれ検討を行います。
  • 支持力の検討で波の谷が作用し、揚圧力も考慮している場合には安全率が異常時のものを採用していますがどうしてですか?
    1999年度版 漁港の技術指針P333に『揚圧力を考慮した場合は、異常時としての安全率、許容応力度により設計する』との記述があり、この考え方に準拠しております。

  • 計算内容について
  • 変位法とフレーム解析で計算結果に殆ど差がないのはどうしてですか?
    変位法で使用されている伝達マトリクス、フレーム解析で使用されている剛性マトリクスが共に同じ微分方程式が基になって構成されているためです。変位法とフレーム解析では荷重の作用方法に若干違いはありますが、それ以外はほぼ同じですので、そのため結果に大きな違いはありません。