斜面安定検討2007 for Windows  レンタル可.NET2.0
システム概要
  • このプログラムは、護岸・防波堤などの港湾構造物の設計に際して行われる斜面の安定検討を行うことを目的としたシステムです。
  • 2007年度改訂の港湾基準(信頼性設計法)および2003年度改訂の漁港基準(安全率法)に対応しています。
  • 起動力は全重量と有効重量のどちらで計算するか選択できます。
  • 地形の入力から各種の安全検討および計算書印刷、計算対照図の作図まで一貫して行えるように設計されております。
  • 砂杭を含む地形や上載荷重・水平外力を考慮できます。地震時の検討も可能です。
  • 計算結果は報告書形式で印刷されますのでそのまま報告書として利用できます。
システムの機能
■入力機能    
  • 地形入力では、マウスとキーボ−ド入力を切り替えて使用できます。
  • 任意の位置に複数個の上載荷重を指定できます。
  • 任意の位置に複数個の水平外力を指定できます。
  • 地形や構造物を構成するブロックの外周は中心をマウスでクリックするだけで自動的に取得できます。
  • 交点計算や平行線設置などCADに準じた図形編集機能を装備しています。

■計算機能    
  • 一般に広く使用されている4種類の安全検討計算式を切り替えて使用できます。
    (1)修正フェレニウス法
    (2)簡易ビショップ法
    (3)簡易ビショップ法 β=1/3.5
    (4)直線すべり法
  • 自動的に円弧中心の範囲を段階的に絞って安全率最小の位置を探す機能が付いています。
  • 円弧中心の範囲の境界上に安全率最小の円弧が存在する場合、自動的に円弧中心の範囲を拡張して再計算できます。
  • 指定点を通過する円弧のみを検討することもできます。

■出力機能
  • 計算書の印刷イメージを画面で表示して確認することができます。また、印刷前に計算書を手作業で修正することも可能です。
  • 全体の一括印刷、章別の印刷、指定ページの印刷ができます。
  • 用紙サイズや印刷フォントはお好みのものを自由に選択できます。
  • 信頼性設計法の時、図面の数値を入力値と設計用値の両方で作図できます。
  • 図面に作図する記号や文字を自由にレイアウトできます。
  • 図面の作図イメージを画面で表示して確認することができます。
  • 図面の作図データはCADデータファイル(DXF形式、BFO形式)に変換して出力できます。
    ただし、色の情報(ブロック塗りつぶし・カラーコンター図)は出力できません。
  • 図面サイズは、A4横・B4横・A3横から選択できます。
入力・表示画面例


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帳票印刷例


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斜面安定検討2007 Ver 2.0.0で追加した機能の概要
  • 漁港基準・置換率が70%以下の場合に使用する砂杭の計算式を追加しました。
  • ブロックの種類にクラックブロックを追加しました。
  • 最小安全率を設定することによって、地表面をかするような円弧を計算結果から除外できます。
  • 計算上考慮しない作図線を追加しました。
  • 残留水位線・粘着力基準線の入力時、地形構成点の座標を挿入できます。
  • 前バージョンでは、図面のプレビューと印刷は別プログラムを起動していましたが、メイン画面で行えるようになりました。
  • 安全率のカラーコンター図・コンター図を作図できます。
  • 安全率が極小値となる円弧中心点に○を表示します。
  • ブロック毎に指定色で塗りつぶせます。また、作図も可能です。
斜面安定検討2007 Ver 1.0.0で追加した機能の概要と注意事項
  • 2007年度港湾基準で採用された「信頼性設計法」に対応致しました。
    ※ これに伴い、土ブロックに部分係数設定のための区分指定(海底面より上、砂質土、粘性土、マウンドなど)が追加されています。
    ※ 「安全率法」では帳票や図面内の「安全率」として表記される部分は、「信頼性設計法」では「耐力作用比」と表記されます。
  • 前バージョンでは残留水位線で、地形ブロックを分割し水中と水上で別々に入力していましたが、残留水位線を指定して地形ブロックを自動分割するように変更致しました。これに伴い水重量も入力するようになりました。
    ※ 地形ブロックの重量は、前バージョンでは全重量(=水重量を含めた重さ)と有効重量(=浮力を考慮した重量)で指定していましたが、これを飽和重量と湿潤重量で入力し、有効重量は飽和重量から水重量を引いて計算するようになりました。
    ※ この機能は、信頼性設計法では残留水位にも部分係数が掛かる場合があるために変更いたしました。
  • 起動力を全重量(=水重量を含めた重さ)で計算するか、有効重量(=浮力を考慮した重量)で計算するかを切り替えることができるようになりました。
  • 丸め方法を、JISZ8401-規則A(五捨五入) とJISZ8401-規則B(四捨五入)から選択できるようになりました。
    ※ 計算過程では丸め計算を行っておりませんので、どちらの丸め方法でも計算結果はほとんど変わりません。
  • 前バージョンではすべり円中心位置にプロットしていましたが、すべり円中心点プロット作図とすべり円中心グリッド作図と切り替えられるようになりました。